「おうちスニーカー」製造の裏話

私たちの命とも言える、こはぜ専用機は、御年104歳になります。

最終仕上げは、ヤスリ一本。
オリジナルの部品をひとつひとつ組み上げたこの機械は、今もなお現役で動き続けてくれています。

初代、家族、そして職人たちが、日々の業務の合間を縫って、
毎晩遅くまで頭の中で図面を描き、試行錯誤を繰り返しながら作り上げたのだそうです。

先代と職人たちの、弛まぬ努力の結晶。
この機械には、多くの職人の魂が宿っています。

夜、静まり返った工場に響く、リズミカルな機械の音。
その音が自分の心臓の鼓動と重なって、まるで自分が機械の一部になったような錯覚に陥ることがあります。

そして、夜遅くまで黙々と働いてくれた機械に、
「ありがとう。おやすみなさい」
そう声をかけ、一日を終える。

それが、私たちの毎日です。

もちろん、御年104歳ともなれば、時に機嫌を損ねて、何週間も手こずることもあります。
「もう守り続けるのは難しいのかもしれない」と、心が折れそうになる日もあります。

それでも――
この機械に宿る想いを、繋いでいきたい。
そう、強く思うのです。

そんな時に……どこからともなく聞こえる気がする。。。。
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